イオンカードセレクト

「断りたい」と思った時に読む!お中元・お歳暮の3通りの断り方

お中元・お歳暮の断り方

お中元やお歳暮は、日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを伝える為に贈りますが「そろそろを断りたい」と思っている人も少なくありません。

例えば、下記のような事例が挙げられます。

  • 会社や仕事の規定(コンプライアンス)で受け取れない。
  • 退職したので、仕事関係の人からの贈り物は辞退したい。
  • 仲人を頼まれた夫婦から毎年届くが、相手の負担を考えて断りたい。
  • 自分の身分には相応しくない、常識を超えた高価な品物が届いた。
  • 毎年贈っていたが、最近は疎遠になったので止めたい。
  • 遠方の親戚や家族と贈り合っていたが、経済的に負担に感じてきた。

お中元・お歳暮の断り方

相手に失礼に当たらず、円滑な人間関係を続けていく為の上手な断り方をまとめました。

お礼状や電話で断る

断り方としては「お礼状やはがき、電話で相手に贈らないように頼んだ」というケースが多いです。

最近だとメールを使う人もいますが、きちんとした文面で書けば失礼に当たらないと思います。基本的にはお礼状(断り状)を出すのが正式なマナーです。

普段から交流がある人が相手だと「お互い大変だから、来年からは無しにしましょう」と提案するのも良いかもしれません。

またお中元・お歳暮の年2回頂いている場合は、相手の気持ちを汲み取り「お歳暮だけで結構です」と言う方法もあります。

お礼状と同額以上の品物を贈る

送り返すのは相手先に失礼に当たるので、贈られた品物と同金額またはそれ以上(約2倍が目安)の贈答品をお礼状と共に「お中元」「お歳暮」の表書きで贈ります。

お礼状には「今後はお気遣いなさいませんように、お願い申し上げます」など、ある程度明確に断りの文面を入れることで「次回からは結構です」という意味を相手に気付いてもらえます。

贈っていない相手にお返しをする場合は、断りの品物だと思われないように注意を払いましょう。

  • 時期をずらして「暑中御見舞」や「寒中御見舞」として贈る。
  • 贈答品を頂いた品物の半額~同額程度に留める。
  • お礼状には断りの文面を入れない。

包装を重ね、断り状と共に返送

政治家や公務員、教師など仕事の立場上や会社の方針で受け取れない場合や、常識を超えた高額な金品や品物(いわゆる賄賂)が届いた時、受け取り自体を断られる場合が多いです。

配達で届けられた時は「受け取れません」と配達員に伝えて持ち帰ってもらうという手がありますが受け取り拒否で品物だけを返送したり、理由も述べずに断ったりするのは失礼にあたります。

包装を開けずに、できれば上から包装を重ねて「立場上、受け取ることができない」の旨を手紙に書いて返送します。

相手の好意を断る手紙を書く場合は、相手の気持ちを害すことがないよう、こちらの事情を察してもらえるような文面と配慮が必要です。

断られた時

今後のお付き合いを考えて「心なくお贈りして、大変申し訳ありませんでした」とお詫びの手紙を出します。

後は年賀状や暑中見舞いなどを出したり、会う機会に恵まれた時に手土産を渡したりなど、双方に負担がかからない方法を選ぶと良いと思います。

まとめ

  • 電話やメール、はがきで不要の旨を伝える。
  • 断りの文面を入れたお礼状と同額以上の品物を贈る。
  • 立場上、受け取れない場合は、贈答品を断り状と共に返送。
  • 断られた時はお詫びの手紙を出す。

断りの手紙(断り状)の書き方は、次で紹介します。

こちらの記事もおすすめです

カテゴリ:マナー